【カナダで予防接種】渡航前の準備~当日まで。日本で受けたものと内容や接種時期が変わっても問題ないの?
先日、カナダで初めて娘の予防接種に行ってきました。
日本とカナダでは予防接種の内容や時期が多少違います。また、タイミングが悪く2回接種のものを1回目だけ日本で打ってからカナダに行くことになってしまいました。
でも全く問題なく終了しましたよ。
そこで日本で渡航前にしたこと、カナダでの当日の流れ、日本とカナダの予防接種の違いなど娘のケースを体験談としてまとめました。
渡航準備:日本でしたこと
受けられるものを全部受ける
移住が決まってすぐいつもの小児科に行き事情を説明して、渡航までの間に受けられるものを全部接種できるように主治医に予定を組んでもらいました。
生ワクチンを受けると次の接種までは4週間は空けなければいけないので、予定を組むのはパズルみたいです。
主治医も「これじゃだめだ~」なんて言いながらしばらく格闘して、ぴっちりつまった予定が出来上がりました。
これ、やってもらってよかったです。通常は保護者が自分でスケジュールを組んで管理しますが、ややこしいんですよね。
こうやって全員病院が予定を組んでくれたら楽だと思うんですけど、工数的にできないんでしょうか。
カナダの予防接種アプリをダウンロード
画像はアプリ公式サイトのスクリーンショット:https://www.canimmunize.ca/en/home
このCANImmunizeというアプリ、カナダで子育てをするなら絶対あった方がいいです!
お子さんの名前、生年月日、住んでいる州を登録すると、今までの接種記録を登録するだけでなく、次の接種や定期検診のタイミングでリマインドしてくれます。
ここに今まで娘が日本で受けてきた予防接種の種類や時期を入力しました。日本とカナダでワクチンの種類が違うものもあるのですが、日本の内容でちゃんと入力できました。
公的な書類ではありませんがアプリからPDFをダウンロードできるので、プリントアウトしてそのまま医療機関に持っていけます。
お子さんと一緒に海外渡航する方の中には、英語版の母子手帳を用意したり、医療機関に頼んで予防接種歴の書面を英語で作ってもらう方もいるみたいですが、私はしませんでした。
それで問題なかったです。
カナダで予防接種を受けるまで、当日の流れ
まだファミリードクターが見つかっていないので、地域の医療福祉センターに行って予約しました。私の住んでいるところではCLSCと呼ばれます。
日本から来てカナダで予防接種を受けるのは初めてと伝えると、予約当日は日本の母子手帳を持ってくるように言われました。
当日受付で名前・住所・電話番号を登録後、個室に呼ばれます。
看護師の方が母子手帳を見ながらデータベースに今までの接種歴を入力してくれました。
日本の母子手帳にはワクチンの種類が日本語と英語でも書かれているので、日本で用意してきたアプリのPDFは必要はありませんでした。
そして今までの予防接種歴を全てケベック州の予防接種手帳(トップの画像)に書き写してくれました。結果、娘に足りないのは2つということが分かり、このまま接種することに。
日本だと予防接種の前に体温を測りますが、こちらでは測りませんでした。体重測定はありました。
接種後熱が出たらタイレノール(解熱鎮痛剤)を飲ませて、2日経っても熱が下がらなかったらまた来てねと言われて終了しました。
ちなみに、ケベック州の健康保険証があったので無料でした。ない場合は1回のアポにつき60ドルと言われた気がします。
ワクチンの種類が違ったり、接種時期がずれても大丈夫?
この日打ったのはMMR-Var混合とMenC-Cの2つです。
MMR-Var混合は麻しん(はしか)、風しん、水痘(みずぼうそう)、おたふくかぜの4つのワクチンが1つになったものです。
日本ではMR(麻しんと風しん)、水痘、おたふくかぜと3つに分かれているものがこちらでは1本で済むんですね。全て1回目を日本で受けていて、今回が2回目となります。
1回目に受けたものとワクチンの種類が違ってもいいのか確認したところ、問題ないとのこと。
また、日本でなら半年ほど早く受ける必要があったのですが、時期が遅れても大丈夫だということも確認しました。
MenC-Cは日本では任意の髄膜炎の予防接種です。
日本とカナダの接種内容や時期の違いについては、こちらのサイトに分かりやすく書かれています。
おわりに
これで娘はカナダの予防接種スケジュールに「Up To Date」な状態になりました。一安心。次は4~6歳までしばらく何もありません。よかったよかった。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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