【レシピ】レユニオン風チキンカレー「カリプレ」の作り方
マダガスカル近くのフランス海外県レユニオンに来ています。30℃超えていますが日本の夏のようにムシムシしていないので過ごしやすいですよ。
今日はここの島民食と言っていいカリプレ(Cari Poulet)の作り方を、現地の女性に実際に作りながら教えてもらいました。
材料(2~3人分)
- 鶏肉……600gくらい(モモ肉、胸肉、手羽元など)※現地では丸鶏を解体して使います。
- 玉ねぎ……1個
- トマト……2個
- ニンニク……1かけ
- ショウガ……2cm程度
- ターメリック……小さじ1/4
- エルブドプロバンス*……小さじ1/2
- 油……大さじ1
- 塩・コショウ
*エルブドプロバンスは南フランスの料理で使われるハーブをミックスしたもの。商品によって中身は違うのですが、今回使ったものにはタイム、オレガノ、セイボリー、ローズマリーが入っていました。
作り方
- 鶏肉を食べやすい大きさに切り、油を引いたフライパンでしっかり色がつくまで焼く。
- 玉ねぎは薄くスライス、トマトはダイス状に切る。
- ニンニク、ショウガをすり鉢やフードプロセッサーで細かく切る。
- 1の鶏肉が焼けたら少量の油と一緒に鍋に移し、玉ねぎを追加して透き通るまで炒める。
- 4にトマト、3、ターメリック、エルブドプロバンスを入れて、トマトから水分が出てくるまで炒める。
- 5に塩・コショウ・水をぎりぎりかぶるくらいまで入れ、10~15分くらい煮込む。
ごはんとルガイ(下に書きました)を添えて召し上がれ!
レユニオン料理の特徴
レユニオンの紹介記事で、ここの料理はフランス料理のテクニックやハーブ+他の食文化のスパイスという面白い作り方をするという話をしました。
このカリプレも、鶏肉をしっかり時間をかけてきつね色に焼くところとエルブドプロバンスを使うところはフランス料理の影響、ターメリックやショウガを使ったりするところはインドなどの影響を受けています。
ごはんがレユニオン料理には欠かせないところもインド料理や中華からの流れですね。現地のすり鉢はすごく重い石でできています。
そして、どの料理にも必ず添えられるのがルガイ(Rougail)というサルサのようなもの。こちらはグリーンマンゴーのルガイです。
玉ねぎとグリーンマンゴーを細かく切って出た水分を絞り、塩、油を入れるだけ。グリーンマンゴーの代わりにトマトを使ったり、玉ねぎだけで作ることもできるそうです。好みで唐辛子を入れます。
このグリーンマンゴーのルガイが本当においしくて、日本で青いマンゴーが通常は手に入らないのが残念すぎます。手に入るならしょっちゅう作ると思います。
今滞在している家の庭にはマンゴーの木があって、たくさん実がなっているので作りたい放題です。グリーンマンゴーは熟しているものとは違い酸味があります。食感はちょっとだけ生の大根みたいな感じ。
おわりに
この料理は名前はチキンカレーですが、いわゆるカレーという感じではなくて、さらっとした鶏肉のトマト煮込みにちょっとスパイスが香るような感じです。
そしてルガイのフレッシュさが良い!サラダ感覚で食べちゃいました。
簡単でとってもおいしいので、日本に帰ったら定番料理にします。皆さんもよろしかったら作ってみてください^^ 。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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