父親のメンタルケアや育休中のサポートはもっとあっていいはずだと思う
育休を取得中の男性のブログを最近いくつか読ませていただいてます。育児について別の視点で語られている文章を読むのは面白いです。
ちなみに私の夫は育休希望でしたが仕事の都合上無理だったため、最近まで在宅勤務をしていました。
育児中の男性について見過ごされていること
男性が取る育休の現状
育休を取った男性の割合は日本経済新聞によると2.65%で過去最高だったそうです(2015年)。
まだまだ小さな数字ですが増えてきているのかもしれないとは感じていました。私の身近で、会社の別の部署のマネジャー、同じマンションの方が育休を取っているのを知ったからです。
政府は父親の育休取得率を13%まで上げたいそうですが、育休明けの仕事復帰の問題や育児中の親の心のケアに関しての情報は、ほとんど母親限定で語られているように思います。
これから育休を取る男性が増えていくと、母親だけを前提としてこういった課題を考えるだけでは不十分ではないでしょうか。
男性も「プレパパ」の時から頑張っている
これは私が夫に言われてはっとしたことなんですが、妊娠出産でいろんなことを経験するのは女性だけではありません。私は自分のことで精いっぱいでしたが、もう少し夫の気持ちも考えてあげればよかったと思います。
「プレパパ」の時から男性も大変だということは、あまり注目されていないと思いませんか。
例えば、パートナーがつわりで大変な時は、看病しなくてはいけないかもしれないし、家事の分担など生活スタイルそのものを見直す必要性が出てくるかもしれません。
赤ちゃんが生まれてからは、夜中に泣かれてしっかり眠れなかったとしてもちゃんと次の日の朝早く起きて会社に行かなきゃいけません。
在宅勤務の場合は、家族の世話をしつつ仕事も今までと同じ成果を求められるわけです。「いつ泣くのか」と常に脳がそわそわしている状態で仕事もするのは大変だったと夫は言っていました。
父親のサポートがほとんどない件
そういえば病院と自治体の父親の扱いについて疑問を持ったことがあります。
夫にはちょっとしたバースプランがあったのですが、それが当日のバタバタの中であいまいになり叶わなかったんです。がっかりしていたようですが、私は私で出産直後はいっぱいいっぱいだったので、すぐに夫の気持ちのケアをしてあげることができませんでした。
そういう時にサポートしてくれる体制が病院や自治体にも今はまだありません。
病院スタッフの方は私や娘のケアは私のメンタル面含め手厚くしてくれたんですが、父親は存在自体がおまけのような感じでした。
自治体の新生児訪問では、母親の私にはしっかり1時間くらい時間を取って助産師さんがメンタルケアをしてくれました。しかし訪問時に夫は家にいたにも関わらず、夫への声掛けは全くありませんでした。
妊娠~子育てに関して父親のメンタル面や育休中・育休明け職場復帰に関するサポートって私は今まで聞いたことがありませんし、そういった案内も受けたこともありません。
おわりに
「イクメン」という言葉を使わなければ育児をする男性を形容できない状況が早く変わって、当たり前のことになればいいと私は個人的に思っています。
その時になってから父親のサポートを考えたのでは遅いので、男性の育休取得を促進するためにも今から考え始めるべきなのではないかなと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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