旅行や短期留学とは違う!子連れ海外移住に語学力が不可欠と思う理由4つ
我が家は一家で海外移住を目指しています。先日は移住先を決める際の判断基準について書きました。
この中でも触れた語学力ですが、移住の場合旅行や留学以上に大切になってくると考えています。
今日は、一家で海外移住するには(特に小さな子供がいる場合)、語学力が不可欠だと思う理由について書こうと思います。
夫が日本語があまりできないのに現在日本に住んでいるので、今経験している問題について触れながら説明します。
仕事
職種や企業によっても求められるレベルは異なるとは思いますが、多くの場合、仕事を探す際に語学力は必ず必要になってきます。
現地の言葉ができないということは、それだけで経済的にもハンデを背負うことを意味すると言ってもいいです。
夫は日本語が得意ではないですが、専門スキルがあるので仕事は日本でも問題なく見つかりました。
しかし、今後もっと出世をしていきたいと思ったら、いつか必ず日本語があまりできないことが妨げになってくるはずです。
子育て
イントロに、「特に小さな子供がいる場合は」と書きました。なぜかというと、子供がいると地域コミュニティとのやり取りが急に増えてくるからです。
役所の手続き、検診、通院など、夫婦二人で生活していた時はあまりなかったことで地元の人たちと関わるようになりました。
これから保育園や学校に通うようになったり、習い事をするようになれば、もっと増えてくると思います。
現地のコミュニティとのコミュニケーション・連携が取れないと、子供の教育や友人関係にも影響が出かねません。
また、子供に食べさせるものや飲ませる薬などのラベルを理解できないとなると、命に影響が出ることだって考えられます。
病院に夫と娘だけで行って娘の診察をしてもらうことができないので、私に何かあったときどうするのだろうといつも不安に感じています。
手続き関係
役所、銀行、不動産など、大切な書類であればあるほど、しっかり自分で理解をして手続きしたいものです。
現地の言葉が分からないと、何かの手続きの際に必ず誰かの助けが必要となります。
その手間が煩わしいということもありますし、大切な書類であればあるほど他の人に知られたくない個人情報のため、自分でやりたいですよね。
今は日本なので私が書類関連はすべてやっています。夫婦なので個人情報の問題はありませんが、自分で自分のやり方でやりたい!と夫は強く思っています。
自分でやることができないもどかしさ
常に誰かに頼らなければいけない、自分のことなのに自分で手続きができない、自分の疑問を誰かの仲介なしに直接担当者に質問することができない。頼る相手の能力が結果に影響する。
それが今日本で暮らす上で夫が抱えている一番大きなフラストレーションです。いい大人なのに常に誰かに頼っていなければいけないのは、いい気持ちはしませんよね。
おわりに
旅行などの一時滞在であれば言葉が分からなくても何とかなるのかもしれませんが、その国で社会の一員として家庭を持って生きていこうと思えば、語学力は必ず必要です。
私たち夫婦の場合は、どちらかの母国にいると必ず一人が上に書いたような壁にぶつかってしまいます。
一人が言葉ができるなら良さそうですが、常に片方にすべての負担が行くのはつらいのです(少なくとも私はそろそろ限界が近づいています…)。
だから二人とも理解できる英語が公用語の国に行くのがベストではないかと思っています。その場合家族全体がその国にとっての外国人になるので、デメリットも出てくるかもしれませんが……。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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