甘くなきゃ朝ご飯じゃない!フランス流の食べ方は?
数日前にイギリスの朝ご飯の話をしたので、今日は夫の国フランスの朝ご飯について。
海を越えて反対側のすぐの近くの国なのに、がっつり系のイギリスとは違ってフランスはパンにジャムを塗った「タルティーヌ」とコーヒー。とっても簡単に済ませます。
フランスの朝食は甘いもの
簡単ですが絶対に忘れてはいけないポイントがあります。それは「甘いもの」であるということ。フランス人は朝食にしょっぱいものを食べないんです。
トップは夫の実家で朝食をいただきながら撮った画像です。やっぱりパンとジャムとコーヒー。義両親はコーヒーにも砂糖を入れて甘くしてました。
私の失敗エピソード
フランスでは朝甘いものしか食べないということを知らなかった頃、ちょっとしたハプニングがありました。
結婚するずっと前、彼(今の夫)に喜んでほしくて、週末少し早めに起きて和風の朝ご飯を作ったことがあったんです。
ご飯、お味噌汁、だし巻き卵、ほうれん草のおひたし、そして焼き魚。どんな反応をしてくれるかワクワクしながら作ったのに、彼は不機嫌でした。
「魚臭い」と。
頑張って食べてくれはしたものの、彼は無理している感たっぷり。喜んでくれるとしか思っていなかったから、私は彼のテンションにしょんぼり。お互いに違う理由でがっかりした休日の朝でした。
夫にしたらしょっぱい朝食、ましてや魚なんてありえない。朝魚の匂いで目が覚めるなんてとんでもない。私にとっては朝から甘いものなんて胸やけしそう。真逆の朝ごはんだから混乱するのが当たり前ですよね。でも本当に面白い発見でした。
現在の私の朝食
あれから数年が経過し、気が付けば私の現在の朝食の定番は、フルーツヨーグルト、ジャムかピーナツペーストを塗ったトースト、そしてコーヒーかカフェオレ。
完全に影響を受けてしまいました。実家で母の作る昔ながらの日本の朝食は、今は食べるのがきついかも。
フランス人の不思議な食べ方
ちなみに、上の画像に何か違和感ありませんか?右側にあるカフェオレボウルに入った飲み物、その中に、ジャムを塗ったパン!
そう、フランスの人って、コーヒーや紅茶にパンを浸して食べるんです。これもフランスの朝ご飯で私が驚いたことです。
朝ご飯の時だけじゃなくて、おやつのクッキーなども一緒。だから飲み終わったカップの底に、パンなどの塊が沈んでいたりします。カップを片付けるときにそれを見るのが私はあまり好きではないです。クッキーのせっかくのサクサク感がなくなってしまうのも嫌。
だからこっちは今後も私はやらないんじゃないかなと思います。
以上、フランスの朝食のご紹介でした~。
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