国際結婚ファミリーの防災対策はどうする?外国人向け災害時情報など
夫は日本語があまり分からないので、緊急時はとても心配です。少しでも冷静に対応できるように、事前にできることは準備しておきたいです。
今日は国際結婚などの外国人がいる家庭で、防災対策としてできることをまとめました。外国人向けの災害時情報もあります。
不安を少しでも取り除くために
日本は地震大国ですが、世界には地震がほとんどない国もあります。そういう国から来た外国人は地震を経験したことがありません。
地震が発生したとき何が起きているのか分からない人もいるそうです。不安を取り除くために日本人パートナーができるのはどんなことでしょうか?
状況をしっかり説明する
想像してみてください。周りがパニックになっている中、自分は何が起きているのかよく分からない。とても不安だと思います。
その都度状況を説明して、起きていることを理解してもらうことを意識したいです。
知識を持ってもらう
私たちは学校で防災訓練をして育ったので、災害時に取るべき行動がある程度分かっています。一方で外国人は知らない人がほとんどです。学校で習ったことを思い出して説明しておくといいでしょう。
また、日本で取っている防災対策も知っておいてもらった方がいいと思います。例えば、「建物にはちゃんと基準があって耐震・免震構造になっている」ことなどです。それを知っているかどうかで、気持ちやその後の行動がずいぶん違うと思います。
打ち合わせしておくこと
下記の5つは最低限、家族でやっておきたいです。
- 自宅や職場近くの避難所を把握
- 防災用品の備蓄
- 自治体の災害時の対応を理解
- 自治体の外国語での情報提供を確認
- 出身国大使館の災害時対応や情報提供方法を確認
東京都生活文化局のサイトで、外国人向けにまとめられたPDFを見つけました。日本語・英語・中国語・韓国語・朝鮮語で併記してあり、分かりやすいので載せておきます。
これを見ながら打ち合わせをしておくといいと思います。
『外国人向け災害リーフレット』
身の守り方から避難所のことなども書いてあるので、東京在住ではない方でも参考になる部分は多いと思います。
『ヘルプカード』
定期サイズでバッグや財布の中に入れて持ち歩きやすくなっています。緊急時に必要な文例がまとめられたものです。
おわりに
事前にこういったことを知っておくと、いざというときに少し安心できると思います。今回は東京の情報をご案内しました。お住まいの自治体でも何らかの情報を提供していると思いますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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