甘さもカロリーも控えめに♪「焼き砂糖」でお菓子作りや料理に新たな可能性!?
先日砂糖をオーブンでローストするというローストシュガーのレシピを見つけました。
え?砂糖を熱したらキャラメルになっちゃうんじゃないの?
気になったので試してみました!
作り方
参考にしたのはこちらのレシピ。
約1.8kg(アメリカのカップで9杯)の砂糖を使うように書いてありますが、さすがに多すぎるので1カップ(250ml)でやってみます。
用意するもの
- グラニュー糖 1カップ
- ガラスかセラミックの耐熱オーブン容器(※熱伝導率が低いことがポイント!)
手順
- 耐熱のオーブン容器に砂糖を入れ、150℃に熱したオーブンで30分毎にかき混ぜながら1~2時間程度焼く。
- 好みの色になったところでオーブンから出して、冷めたら保存用の入れ物へ。
※できるだけ湿気の少ない環境で行う。
挑戦!
私、砂糖を焼いてる!でも溶けてない。なんだか不思議な気持ちです。かすかなキャラメルの香りがアパート中に広がります。
少しずつクリーム色からベージュに変化しているのが分かります。




4回焼いて混ぜてを繰り返したらところどころ溶けかけていて、これ以上焼いたら本物のキャラメルになってしまいそうだったので、ここでローストするのをストップ。
冷めたものをガラス容器に入れ、焼く前のグラニュー糖と比べてみるとこんな感じ。
真っ白がベージュ~ライトブラウンになりました。
食べ比べ
まずはスプーンにすくって直接食べてみました。うん、甘い。砂糖は砂糖です。でもグラニュー糖のガツンと来る甘さに比べてマイルドになっている!!
キャラメルの味とは言えないですが、本当にほのかにキャラメルっぽい香ばしさの「雰囲気」が口の中に残りました。
焼き加減によってこの風味は変わってくるそうです。茶色くなればその分よりキャラメル的な味に。
次に、カプチーノに入れてみました。
ふんわりとした甘さ。コーヒーの苦みと香ばしさがマッチしてとてもいい感じです。いつもコーヒーにはお砂糖は入れないのですが、これならたまには入れてもいいかも。
砂糖の代わりに同量で置き換えるだけ!
この砂糖はいつものお菓子のレシピの砂糖の代わりに使えるのだとか。
お菓子は材料を他の物で代用すると出来上がりが違ってしまうことがあります。でもこの焼き砂糖はレシピの砂糖の代わりに同じ分量で置き換えるだけで、甘さ控えめのお菓子が出来上がるのだそうです。
メレンゲやアイスクリーム等、甘すぎると感じてしまうようなレシピに使うと、上手に甘さを抑えられて力を発揮するのだそうです。
そして、なんと甘さが控えめなだけでなく科学的にカロリーも実際低くなるのだとか!
日本には中ザラ糖(いわゆるザラメ)がありますが、これはショ糖にカラメルかけているもので今回ご紹介した焼き砂糖とは別物です。ただ風味的には似ているものがあるかも。
中ザラ糖は和食の煮物や照り焼きなどに入れるとコクが出ていいということなので、もしかしたらこのローストシュガーもお菓子作りだけでなく和食作りに使ってもいいのかもしれません。
おわりに
甘さもカロリーも抑えた「焼き砂糖」、いつものレシピに使ってみると、そちらの方がおいしくて定番になっちゃったりするかもしれませんね。
私も今度料理やお菓子作りに使ってみたいと思っています。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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