動物性の調味料が欠かせないタイ料理をベジタリアンにするには?
我が家では時々ベジタリアン料理を作ります。特に月曜日はミートレスマンデーといって肉なし料理を作ることが多いです。
夫も私もタイ料理が好きなので、高野豆腐をひき肉の代わりにしたガパオはお気に入りです。前にブログにも書きました。
お肉は使っていませんがこれはベジタリアンではありません。そこで思ったんですが、タイ料理をベジタリアンにするのって難しくないですか?
ネックは調味料
お肉や魚介を使わなければいいっていう問題でもないんですよね、タイ料理の場合。
タイ料理に欠かせないオイスターソース、ナンプラー、ガピと呼ばれるシュリンプペーストの調味料の原料は順番に、牡蠣、イワシ、海老と動物性です。
タイではベジタリアン・ヴィーガンの人たちはどうしているのでしょうか?
タイのベジタリアン
タイは仏教の国。菜食を意味する「齋(ジェー)」という看板が出たお店が結構あるそうです。
また、ベジタリアンフェスティバルというものもありました。時期は旧暦の9月1日~9日の間なので10月頃。ベジタリアン料理の屋台が並びます。
仏教のお祭りなので、この時は動物性のものだけでなく精進料理で食べてはいけないとされる五葷(ごくん)も使わないそうです。
五葷とは、ネギ、ニンニク、ニラ、アサツキ、ラッキョウなどネギ属のこと。
ヴィーガン料理に興味を持って初めて買った本がこちらの2冊なんですが、動物性食材を使わない代わりに、風味をつけるためにニンニク、ネギ、ショウガなどをたっぷり使っています。
私のヴィーガン料理の知識のベースがこの本なので、五葷(ごくん)を使わないヴィーガンというのはあまり想像がつきません。
ましてニンニク、ニラ、エシャロットなどはタイ料理には欠かせない食材ですし、なんとパクチー(ネギ属ではないけれど香りが強い)も使えないんだとか。
そういったタイ料理の特徴的な調味料や材料を使わない料理って、どんな感じなんでしょうか。
調べてもよく分からなかったので、誰かご存知の方がいらっしゃったら教えてください~。
ベジタリアン調味料
本場のものとは違いそうですが、英語でベジタリアンのタイ料理を検索するとカレーなど見慣れたタイ料理をベジタリアンに替えたレシピが出てきます。
そういうものなら五葷(ごくん)を使っていいので問題は調味料のみ。市販のベジタリアンオイスターソース、ナンプラー、カピを使ったり、手作りしている人もいました。
下は牡蠣の代わりにキノコなどで作っているベジタリアンオイスターソース。
それから、日本語のサイトでは見つけられなかったんですが、アメリカのアマゾンにはヴィーガンナンプラーが売ってました。
こちらはパイナップルジュースや醤油を使って作るヴィーガンナンプラーのレシピ。
今のところ我が家は時々ベジタリアンなので、菜食にしたいときはタイ料理以外を作ればいいのかもしれないです。
でも完全にベジタリアンまたはヴィーガンに移行することが今後あれば、上に書いたような調味料をそろえたり手作りしようかな。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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