産休育休中の家計管理のために知っておきたい手当の金額・振込時期・振込口座など
家計簿をつけていらっしゃる方は、大体給料日を基準にしていると思います。我が家もそうでしたが、産休に入ると収入額や振込サイクルが変わるので、家計の管理方法を見直す必要がありました。
その時に調べた手当の金額や振込時期と、実際に手当をもらい始めて感じた事を書きたいと思います。
もらえるお金の内容
出産育児一時金
一児につき42万円もらえる。双子の場合は倍の84万円。「直接支払制度」を使い病院での支払いを差額だけにすることができる。
出産手当金
産前産後休暇が終わるともらえる。給与の67%。健康保険組合から支払われる。
育児休業給付金
産後休暇が終わり育休に入ってから、子供が1歳(延長する場合1歳6ヶ月)になるまでもらえる。最初の半年間は給与の67%、その後の半年(延長した場合1年間)は給与の50%。職業安定局から支払われる。
社会保険料・税金について
休業期間中は社会保険料(健康保険、厚生年金)は免除。住民税は自宅に振込用紙が届くので自分で支払う。
詳細の計算はこちらで
下記のサイトで簡単に計算できて非常に便利です。
出産予定日、出産予定の子供の人数、勤務先の都道府県、毎月の額面給与を入力すると、休業期間、もらえるお金、免除になる社会保険料が分かります。
例として、デフォルトの条件で調べた結果を載せておきます。
条件:
出産予定日:2016年9月19日
出産予定の子供の人数:1人
勤め先の都道府県:東京都
毎月の額面給与:20万円
計算結果:
産前産後休業:2016年8月9日~2016年11月14日
社会保険料免除額:84,426円
出産手当金:435,806円
育児休業:2016年11月15日~2018年3月17日
(※6ヶ月間延長した場合)
社会保険料免除額:450,272円
育児休業給付金:1,813,818円
最初の6ヶ月間は267,973円、次の6ヶ月間(延長した場合1年間)は199,980円が2か月に1回振り込まれる。
月換算すると、それぞれ約13万円、約10万円。
計算結果を出した後に「いつ頃支給される?」のところをクリックすれば、何月頃にいくら支給されるかまで分かります。
私は産休前に上のサイトで下調べをし、家計簿をつけているエクセルに金額と時期を一覧にしておきました。現在育児休業給付金の2回目が少し前に振り込まれたところですが、ほぼ計算通りでした。(基本給で計算したので、残業代と定期代分が少し上乗せされました。)
出産してからどのくらいでもらえる?
出産を基準にしてどのくらいのタイミングでもらったか、私のケースを書いておきます。
出産育児一時金
直接支払制度を使ったので後日の振込はありませんでした。この制度を利用すると、病院の窓口では出産費用から42万円を引いた差額分だけ支払えばいいですし、病院に大金を持って行かなくてもいいので安心です。
出産費用が42万円に満たない場合は、手続きして差額を後日振り込んでもらうことができるそうですが、私は42万円以上かかったので差額分を退院時に支払いました。
ちょっと特殊なケースで、「限度額適用認定証」の申請をして13万円くらいだったと思います。(それとは別に分娩予約の際に10万円支払っています。)
出産手当金
出産してから約2か月半後、育休中の会社の給料日>,給与振込口座に入金がありました。
育児休業給付金
1回目は出産してから約4ヶ月半後、2回目はその約2か月後に振り込まれました。以降も2か月ごとに支払われるはずです。会社から2か月ごとに書類が送られてきて、名前と印鑑を押して返送すると、会社の労務の方が手続きをしてくれます。
こちらの給付金は職業安定局からの支給です。振込先の口座は最初の手続きの時に指定ができました。振込時期は大体月の真ん中です。(1回目:6月17日、2回目:8月12日)
注意点
産休に入って給与収入がなくなってから、最初の手当が振り込まれるまで4ヶ月くらいかかります。その間は収入がなくなってしまうため、それを見込んで生活費を確保しておくことがポイントです。
なお、妊娠8~10カ月くらいの時期に出産準備の買い物をする方が多いと思います。クレジットカードを使った場合、この収入のない4ヶ月くらいの間に支払いがくることになると思うので、その時になって慌てないようにしてくださいね。
おわりに
ざっくりとでもいいので金額と時期が把握できているとイメージができて安心ですよね。出産・育児でバタバタしたり出費が多い大変な時期なので、事前に準備ができることはして、少しでも心配事を減らしておきましょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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