登録してよかった!「陣痛タクシー」体験レポート
出産前に準備しなければいけないことはたくさんあります。当日陣痛が来た時の交通手段もその一つ。
私が選んだ産院は、最寄り駅近くにあるバス停から、バスに乗って約20分のところでした。うちには自家用車はありません。陣痛が来てからバスに乗って移動するのも不安だったので、陣痛タクシーに登録しました。
結構前になりますが、実際に利用して良かったので、その時のことをレポートしたいと思います。
登録
確か、産休に入った33週頃に登録したはずです。登録したのは下記の2社。サイトから必要事項を記入して申し込みました。
日本交通の陣痛タクシーサービス
kmタクシーのマタニティ・マイタクシー
なぜ2社に登録したかというと、日本交通に登録した時に「万が一配車できないことを考えて、別の交通手段も確保しておいてね」ということが書かれていたため。
産休の挨拶に行ったときに、聞いた2人のパパ社員さん社員の話の影響もあります。その方は、2人目が生まれる日がちょうど雪の日で移動に苦労したのだそうです。
娘の出産予定日は雪が降ることもある寒い季節でした。雪が降ってしまうと救急車(※陣痛では使いませんけどね)やタクシーが思うように道を走れなくなることもあります。
ということで、「念には念を」で2社登録しました。
初めての出産で心配事も多かったので、2つ登録しているという気持ち的な安心感もありよかったです。
kmタクシーからは、登録後しばらくするとこんなカードが届きました。
裏面には自宅と指定した産院の場所が書かれています。名前は届いてから自分で書きました。
このカードをお財布に入れておき、出先で何かあっても大丈夫なように備えておきました。
日本交通の電話番号は携帯に登録しておいたのですが、こちらのカードに番号が書いてあって分かりやすかったので、当日はkmタクシーを利用することになりました。
カードが届くまでに1週間くらいかかったと思うので、余裕をもって登録しておいてよかったです。
当日の様子
40週3日目の朝6:00頃。目が覚めてトイレに行ったら、何かがいつもと違う感じがしました。汚い話で申し訳ありませんが、尿じゃない液体が自分のコントロールに反して出てきてしまう感じ。これが破水だとすぐに分かりました。
まだ寝ていた夫を起こし、なぜかシャワーを浴び(※本当は破水した後はいけませんよ。)荷物を確認しながら産院に電話し、破水したことを伝えると入院することになりました。
病院との電話を切ってすぐ、kmタクシーのカードを見ながら「陣痛時配車専用ダイヤル」に電話をしました。男性が出たので、「破水したので産院までの配車をお願いしたい」と伝えました。
こちらから名乗る前に私の名前を呼んでくれたのがすごい。番号が登録されているんですね。専用ダイヤルなので話が早くてよかったです。
「15分以内に到着します」といわれ電話を切り待っていると、10分もしないうちにピンポンがなりました。
破水をしたというのを伝えていたので、座席には防水シートが敷いてありました。産院の名前と住所は登録時に伝えてあるので、後はドライバーさんにお任せして夫婦で乗って産院まであっという間に着きました。
お金を払っているときに、「頑張ってください」的な声をかけてくださったと思います。パニックだったのではっきりとは覚えていないんですけどね。
出産後も大活躍
退院後にも、役所に出生届を出しにいく際や1か月検診の時に利用しました。
今度は陣痛ではないので、配車センターのほうへ電話です。自動ナビゲーションでボタンを押していくと、何分で着くかの目安を教えてくれます。今回はナビゲーションのみで誰かと話す必要はありませんでした。
ドライバーの方が車内の空調や車の揺れなどを気にかけて運転してくれた配慮がうれしかったです。
おわりに
全国の陣痛タクシーはこちらのサイトに載っています。お住まいの都道府県で探してみてください。
実際に使わなかったとしても、登録しているだけでも安心できると思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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