【多言語育児経過:1歳】「バイリンガルは言葉が遅れる」について思うこと
我が家は私が日本語ネイティブ、夫がフランス語ネイティブ、二人の会話は英語という環境なので、娘はトライリンガル(3カ国語)育児をしています。
早い子は10か月くらいに初めての言葉を話し始めるとか。でも複数言語で子育てをしていると、言葉を話し出すのが遅れると聞きます。
それについて私が思うこと、そして1歳を少し過ぎた娘のケースをご紹介します。
一親一言語
今主流の考えは、それぞれの親が自分にとっての母国語で話しかけるというもの。うちも基本的にはこのやり方を採用しています。
うちは日本語とフランス語のほかに英語もあるので、夫婦の会話や3人での会話の時は英語という感じになっています。
この一親一言語を勧める意見が多いですが、一方でどれか1つメインの言語に力を入れたほうがいいのではという意見も常に聞くし見かけます。
夫は少しこの考えがあるので、娘に対して話す言語にはブレがあります。フランス語は後回しにした方がいいんじゃないかという思いもあるみたいで、英語で話しかけることもあります。
娘の言葉の様子
喃語に差は出てくるのか
以前に書いたこちらの記事で、喃語は最初は世界共通だけれども8か月頃から差が出てくるということを書きました。
娘は少し前まで「じゃじゃじゃ」「だだだだ」「ぶんぶんぶん」などの音をよく発していました。日本語オンリー環境の赤ちゃんの言葉を注意深く聞いたことがないのですが、やっぱり違うのでしょうか?
最近はもう少し複雑になってきて、私たちの知らない外国語を話しているような感じです。一生懸命いろんな音を出しています。これが宇宙語と言われるものなのかもしれませんね。
話し始めた?
1歳ちょっと経ちましたがまだ言葉らしい言葉は出てきていません。
でもこれはバイリンガルとかトライリンガルの問題じゃなくて、どれだけ話しかけていたか、つまり環境なのではないかという気もします。
保育園などに行かずずっと両親との環境だと、言葉を発しなくても分かってもらえるので発語が遅くなると聞いたこともあります。日本語だけのお子さんでも早い子、遅い子それぞれですし。
それにすごく熱心に話しかけている親御さんに比べたら、私はそこまでやってきませんでした。
他のお母さんがお子さんにものすごく話しかけているのを偶然見つけて、私は全然やってきてなかった!とかなり後悔しました。
最近になって今までよりも意識して言葉をかけるようにしたら、バナナは「ば…」、パジャマは「ぱじ…」と私の真似をし始めました。おやつの時間にキッチンを指さして「ば…」と言うこともあります。
娘が大きな声を出したときに私が唇に人差し指を当てて「シー」というと、同じようにするようになりました。
これができるようになってくれたのは結構うれしいです。静かにしてくれるし、とにかくかわいいので ^^ 。
と、もう少しで言葉が出てきそうな感じがします。
おわりに
多言語での子育てで娘の発語が本当に遅れるのかはこれから分かってくることですが、少なくとも早くはありませんでした。
でもそれは多言語が原因というよりも、どんな内容でどれだけその言葉に触れたかによるところが大きいのではないかと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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