日本とこんなに違うの!?フランスの育児で驚いたこと5つ
今夫の家族と一緒にマダガスカルとモーリシャスの間の島レユニオンに来ています。ここはフランスの海外県という位置付けなので、育児も基本的にフランス流。
やはり国が違えば育児の仕方や育児関連の商品も違います。今日は日本と違ってびっくりしたフランスの育児を5つご紹介します。
離乳食が後期でもペースト状
日本からいくつかベビーフードを持ってきましたが、今回は長期の滞在になるので日本と同じようなメニューを手作りしたり、フランスのベビーフードを買って食べさせています。
フランスのベビーフードは、上の画像にもあるようなクスクスやポテト&鶏肉、人参&ごはん&ハムなど。やっぱりフレンチっぽいメニューです。
日本と違うのは、離乳食の形状です。下の画像っは8か月~のプロバンス風チキン&ごはん。
日本だと8か月のメニューは5mm角くらいの野菜が入っていたりするんですが、こちらは時々出てくるご飯粒以外はなめらかなペースト状です。
なお、12か月~のものになるともう少し形がはっきりしていました。
粉ミルクは冷たいミネラルウォーターで作る
娘はもうだいぶ前から完ミで育てているので、レユニオンに着いた次の日に粉ミルクを買いに行きました。
日本と違うのはその作り方です。下の画像の赤くしたところに注目です。エビアンなど主治医にすすめられたペットボトルの水を冷たい状態で使うように書かれています。イラストもエビアンになってますね。
実際に指示通り作ってみたんですが、すごく楽でした。お湯を沸かす必要もないし、熱いミルクを冷ます必要もありません。ただペットボトルの水と粉ミルクを哺乳瓶に入れて振って溶かすだけ。
日本の粉ミルクはちょっとお湯の温度が低めだと溶けにくいことがありますが、フランスのミルクは水で問題なく溶けました。
泣いていたら歯の痛みを疑う
歯が生えそうな時期から今までずっと、ぐずって泣いているときや指を手に入れているときなど、何かというと歯が生えてきていて痛いんだろうと夫の家族に言われます。
日本では歯が生えるときの痛みのことを言うことはあまりないですし、赤ちゃんのぐずりや行動の全てを歯の痛みと結びつけることはしません。
フランスでは下痢やおむつかぶれまで、とにかく何でも歯、歯、歯と言われるので正直ちょっと疲れてしまうこともあります。
薬を使うことの考え方が違う
小さい赤ちゃんには病気であってもなるべくなら薬は与えたくないと思うのですが、薬についての考え方も日本とフランスでは違うと感じます。
上の写真は歯の痛みを和らげる薬。使い切りタイプの目薬のような入れ物に入っている液体を赤ちゃんの口の中にたらします。
義母がスーパーに買い物に行ったついでに買ってきてくれました。処方箋がなくても買えることにも驚き!
下は以前もご紹介した夜泣きや飛行機の中でぐずる赤ちゃんに飲ませる薬。
こちらに来る前に義理の家族が日本に送ってくれました。小分けにして持ってきたので実物の写真が今ないため、サイトからお借りした画像を貼っています。
上に書いたように何でも歯が生えてくる痛みに結び付ける傾向にあるので、特に歯に関しては薬を使うように何度も言われます。
日本には他にも義理の家族が送ってくれた歯の薬がありますが、私としては病気ではないのでなるべく薬は与えたくないんですよね……。
2歳でも哺乳瓶
そして最後に一番びっくりしたのがこちら。夫の親戚の子が2歳ちょっとなんですが、哺乳瓶でチョコレートミルクを飲んでいました。びっくり!
日本では哺乳瓶は1歳半くらいまでに早めに卒業するように言われます。
私もそろそろ哺乳瓶を卒業させることを考え始めなければと思っていたのですが、こちらでは遅いと5歳くらいまで使う子もいるのだとか。
こちらに来るときの飛行機の中でも、女性が巨大な哺乳瓶を持って歩いているのを見かけました。赤ちゃんにあんなに大きなボトルは必要ないのにどうしたのかなと思っていたのですが、きっともう少し大きい子だったんですね。
スーパーにはいろんな味が付いたミルクが売っているので、それを哺乳瓶で飲ませるみたいです。
ちなみにこちらは8か月~のトマトスープですが、箱にスプーンや哺乳瓶で飲ませるようにと箱に書いてあります。哺乳瓶でスープ!
おわりに
娘が生まれたばかりの頃は何でも育児書通りにしなければいけないと思ってしまい、少し違うと大変なことをしてしまったのではないかと心配になってしまいました。
そんなとき「育児書通りにはいかない、育児に絶対はない」ということをよく聞きました。
こうやってほかの国の育児も経験してみるとそのことを身をもって体験でき、もう少し楽な気持ちで子育てに向き合ってもいいのかなという気持ちになりました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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