【大学・大学院留学】日本との授業の違いにも負けない!ノートの取り方3方式をご紹介
私は欧米の大学院への留学経験がありますが、最初はどうノートをとっていいのか分かりませんでした。
授業のスタイルや課題が日本と違う中で、上手なノートの取り方を知っていたら勉強がもっとはかどっていたんじゃないかと思います。
今日は、留学先でノートを上手に取り使いこなすことが重要だと思う理由と、3種類のノートの取り方についてお話します。それぞれの方法に使えるツールも紹介しています!
日本との違いをカバーするのにノートが役に立つ
授業スタイル
欧米の大学・大学院ではディスカッションスタイルで授業が進むことが多いです。
レクチャーであっても、先生は黒板にあまり書かないので、自分に必要だと思う情報を自分の見やすいようにノートに書いておく必要があります。
日本ではそのままノートに書き写せるように先生が黒板に書いてくれることが多いですよね。
なので、会話のように進む現地のクラスに、私は最初は何をノートに取ればいいのかすら分からず戸惑いました。
課題
留学先では論文やプレゼンなど、自分で調べて発信する課題がメインになるはずです。日本の卒論やそれ以上の長さの論文を、セメスターごとに何本も書くことになります。
そのための参考文献や、授業の前に予習する本が何冊にも及びます。本の要点や自分の意見を分かりやすくまとめたノートが必要になります。
言葉
現地の言葉を勉強してから留学するとは思いますが、それでもネイティブにはかないません。
言葉も自由にならない上、授業スタイルや課題も日本と違うとなると、ノートの書き方次第で理解度が大きく変わってくることだってあります。
これだけ違いがある中で上手なノートの書き方が分からなければ、授業についていけなくなることもあると言ってもいいです。
ノートの取り方3方式
ノートがいかに重要かお伝えしたところで、始めやすそうな3種類のノートの取り方をご紹介します。
アウトライン式
階層化させて箇条書きでまとめます。プレゼンや論文の枠組みを作るのにも便利な方法です。ごちゃちゃしないので、ノートをすっきりまとめたい方にお勧めです。
手書きの場合、前の項目に情報を追加したいときに汚くなってしまうのが欠点ですが、PCなら情報の追加も簡単です。
上のアウトラインは、Workflowyというオンラインツールで作りました。
コーネル(大学)式
最近日本でも注目されているコーネル(大学)方式。
ノートにゆがんだアルファベット大文字の「I」のような罫線を引いたら(画像の赤線)、一番上の欄に日付やタイトル・内容を書きます。右側の一番広い枠がノートをとる欄。左側にキーワードや疑問点などをメモします。
一番下は学んだ内容をまとめます。アウトプットすることで、自分の理解度が分かるのがいいですね。
あらかじめ罫線の引かれたコーネル式のノートもあります。アメリカやイギリスのアマゾンでも売っていました。 きっと大学の売店にもあると思います。
マインドマップ式
マインドマップと言えばブレインストーミングのツールだと思っていましたが、ノート取りにも使えるんだそうです。
真ん中にメイントピックを書き、そこから関連するキーワードを枝分かれさせ膨らませていきます。
少しごちゃっとなってしまうかもしれませんが、目で見られたほうが理解しやすいという視覚的な方にオススメな方法です。
上のマインドマップは、bubbl.usというのオンラインツールで作りました。
おわりに
ノートの書き方でその後の勉強の効率や成績も変わってくるはずです。慣れるまで少しコツがいる場合もあるので、留学前から使って慣れておくのがいいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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