【バレットジャーナルの書き方】タスクやスケジュール管理の仕方を基本に戻って解説します!

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【バレットジャーナルの書き方】タスクやスケジュール管理の仕方を基本に戻って解説します!


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海外で人気急上昇中のバレットジャーナル。ピンタレストやインスタグラムで見て、「可愛い」「面白そう」と思って興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

でも画像の断片的な情報だけでは分かりにくくて、諦めてしまう人も少なくないそうです。また、「完璧に綺麗にしたい」という思いが強すぎて、プレッシャーを感じて続かなくなってしまう人もいるのだとか。

本来生活をより便利にするはずの手帳なのに、それでは本末転倒ですよね。

ビジュアル的なイメージが先行しているバレットジャーナルですが、基本の使い方は本当にシンプルで機能的なものなのです。

そこで今日は、私が海外サイトで勉強した情報をもとに、バレットジャーナルの基本であるスケジュール管理について解説します!

これからバレットジャーナルを始めようと思っている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です!

※すごく長くなってしまったので目次をつけました。クリックで知りたい情報に飛ぶことができます。

目次

元祖はとてもシンプル

今は可愛くカラフルにして項目盛りだくさんのものをたくさん見かけますが、オリジナルはシンプルなタスク管理ツールでした。

考案者はニューヨークに住むクリエイターのライダー・キャロル(Ryder Carroll)さん。学習障害があり子供の頃からスケジュール管理が苦手だった彼は、試行錯誤の末2013年にこのバレットジャーナルを思いつきます。

ライダーさんのバレットジャーナルは黒のペン一本だけで書かれています。イラストやカラーペンなどを使わない、ミニマルでタスク管理に特化したものでした。

ライダーさんのBuJo紹介サイトはこちら。※BuJoはバレットジャーナルの略称

Bullet Journal
Meet the analog method for the digital age that will help you track the past, order the present, and design your future.

You Tube動画もあります。

スケジュールやタスクの書き方

まず必要なのは好きなノート1冊とペン1本。それだけです。

一番最初のページに インデックス(もくじ)を作ります。今後新しいページに何かを書くたびに、ページ下に番号を振っていき、インデックスに戻って何ページに何を書たか記録します。

キー(Key)

今のBuJoでKeyと呼ばれるアイコンの元になったのはこちらです。オリジナルは下記のようなシンプルなものでした。

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タスクは「・」(Bullet)で表します。 誰かの誕生日、外出予定、ミーティングなどは「○」のイベントのサインを使います。メモやノートは「-」。

その下の「プライオリティ」「インスピレーション」「調べる」は、上の3つ(タスク、イベント、メモ)に意味を持たせたいときに使います。

これから説明するFuture Log、Monthly Log、Daily Logに出てくるので覚えておいてくださいね。(↓以下架空のスケジュールで解説します。)

フューチャーログ(Future Log)

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数ヶ月先の予定までがざっくりと分かるようになっているFuture Log。月の名前を書いたら、そこに予定やタスク等を書き込んでいきます。

数字がその予定がある日を意味しています。例えば、Oct.の欄の一番上には「○5 弟の誕生日」とありますが、これは10月5日に弟の誕生日というイベントがあることを意味します。

マンスリーログ(Monthly Log)

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ここでは、1か月の予定とタスクが見開きで分かるようにします。左のページの一番端に1~31(30)の数字と曜日を書いたら、その横にさっきのFuture Logを見ながらその月の予定を入力していきます。

右はこの月のタスクを書くページです。弟の誕生日があることが左のページを見て分かるので、「プレゼントを買う」というタスクを書きました。

デイリーログ(Daily Log)

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次はデイリーを見ていきましょう。ここには毎日の予定、タスク、メモなどを書いていきます。

10月1日を見ると、「Sさんにtel」というタスクがあり、「*」と「×」が書いてあります。最初の「*」はプライオリティの意味。優先タスクでであることが分かるようにしています。もう電話をしたので「・」から完了を意味する「×」サインに変更しています。

「-」はメモやノートを意味します。弟の誕生日パーティをするお店を予約するのですが、弟がシーフードが好きなことをメモりました。その下に「!-オイスターバー、おすし」と書いてありますが、「!」はアイディアなどに使うインスピレーションのサインです。

お店の予約というタスクは、「&gt,」で別の日に移動させるつもりです。ここにはまだ書いていないですが、忘れずに移動先の日に予定を書き入れます。

「&gt,」を使うタイミングは、月が替わるごと、週ごと、ページごと、毎日など人それぞれです。

10月2日の「クローゼットの整理」というタスクは、この日はやりませんでした。すぐすぐしなくてはいけないことでもないので、「&lt,」を入れてフューチャーログに入れておこうと思います。

10月3日のところにある「目のマーク」はリサーチを意味します。Sさんとのミーティングの準備で調べものなどを予定です。

インデックス(もくじ)

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新しいページを作ったら、どこに何が書いてあるのか分かるように、その都度インデックスのページに追加します。

月が替わるときは

月がそろそろ終わりそうだなというタイミングで次の月のマンスリーログを作ります。上の例で言うと、10月末になったら11月を作ります。そして10月のデイリーを見て、タスクの振り返りをします。

もう必要のなくなったタスクは二重線で消す、完了したタスクは「×」、やる予定だけどすぐではない場合は、フューチャーログに書き入れ、「&lt,」(予定を組んだマーク)を付けます。

残っているタスクを、11月のマンスリーログの右側のタスクページに書き写して11月をスタートさせます。

押さえたいポイント

マイグレーション

タスクを移動させることをマイグレーション(migration)と呼び、「&gt,」のマークで記します。

翌月にわざわざ書き写すのが無駄な作業に思えるかもしれませんが、これはライダーさんの意図なのだそうです。何度も確認し書き写すことで、本当にそのタスクが必要なことなのか考えるきっかけになります。

もう必要のなくなったタスクや、書き写すのが面倒だと感じるタスクは(必要のないのと一緒なので)斜線を引いて消します。これで余計な事は省き、無駄をなくすことができます。

コレクション

ピンタレストやインスタグラムでは、読みたい本のリストや行きたい場所などを可愛くまとめたBuJoをたくさん見ることができます。

これをコレクションといいますが、最初から書いておくのではなく、少しずつ完成させていくものです。

デイリーログに毎日記録しているうちに、「-」(メモ)で読みたい本が増えてきたとします。そうしたら「読みたい本」のコレクションページを新しく作って、「-」で書いておいた本の名前を書き写し、リストを作ります。

いくつものページに散らばっている情報を、一か所にまとめることができるので分かりやすいですね。

ほかにはこんな使い方もできます。

3か月後に旅行の予定があるとします。まだ先ですが、持っていきたいものをふと思いつくことがあると思います。

そんな時はデイリーログにメモしておきましょう。後日コレクションとして「荷造りリスト」を作り、これをもとに旅行の準備をします。

「&gt,」と「&lt,」との違い

「&gt,」と「&lt,」の違いが分かりにくいと思いますので、下で説明します。

「&gt,」…移動させたタスク(マイグレーション)

「&lt,」…予定を組んだタスク(フューチャーログに移動したタスク)

「&gt,」は、やろうと思ったけどできなかった、しなかったタスクを翌月や翌週などに移動させることを意味します。

&lt,「予定を組んだタスク」は、すぐやる必要はないけれどいつかやるためにフューチャーログに書いたという意味です。

もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。

www.keira-p101.com

私が感じたBuJoの優れているところ

大きな予定ももちろんなのですが、細かいタスクを漏れがなく管理することができるのが便利です。

大きな予定に関連する細かいタスクや雑務とその状態が「見える化」できます。終わったタスクややらなかったタスクが一目で見て分かるので、自分の癖に気付けそうです。

自分のタスク処理の長所と短所が分かれば、自分ができる範囲の無理のないスケジュールが組めるようになりますよね!

おわりに

バレットジャーナルの基本のスケジュール管理方法を今日はご紹介しました。基本を押さえたら、あとは自分のやりやすいようにいくらでもカスタマイズが可能です。

シンプルにこのまま使ってもいいし、書き方を変えたり、イラストを入れてカラフルにしたり、トラッカーなどを入れて目標を達成するためのツールとして使ったり、自分の好きなようにできます。

使い道もビジネス、学校、育児、家事、旅行など無限にあります。

そこがBuJoが海外でこんなに人気になっている理由なのではないかなと思います。ぜひ、あなたのオリジナルなBuJoを作ってみてくださいね。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました♪

今までのバレットジャーナルについての記事をガイド的にまとめました。

www.keira-p101.com

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