フランスなのにトロピカル!インド洋の世界遺産レユニオン島に来ています!!
メリークリスマス!突然ですが今、夫の家族と年末年始を過ごすべくフランスに来ています。
フランスと言っても、今いるのはココ!!
レユニオンというフランスの海外県です。親戚がいるのでここでお家を借りてしばらく夫の家族と過ごします。
レユニオン島概要
レユニオンはマダガスカルとモーリシャスの間にあるフランスの小さな島。日本で例えるなら石垣島みたいな位置付けでしょうか。
海沿いを車で走ったとして、4時間くらいでぐるっと一周できるくらいの大きさです。
季節は夏と冬しかありません。冬と言っても平野部は25度くらいまでしか下がらないそう。南半球なので今は夏。昼頃は35℃くらいまで温度が上がることがあり、日差しがとても強いです。
だからココナツの木があったり(上)、道端で枝付きのライチが売っていたりします(下)。
住んでいる人はフランス系(白人系)、アフリカ系、マダガスカル系、インド系、中国系がミックスしています。フランスの一部なのでフランスの文化をベースに、その他の文化が混ざりあっていて独特な雰囲気。ヒンドゥー教や仏教の寺院もあります。
16世紀にポルトガル人によって「発見」されてから、フランス東インド会社のインドとの中継地としての役割を果たしたり、ナポレオンにちなんでボナパルト島と呼ばれていた時代があったり、イギリスだったことがあったり……。
大航海時代~植民地主義時代の影響がリアルに感じ取れる島なので、世界史好きにとって、とても興味深い島だと思います。
観光情報
日本からの直行便はないので今回はタイを経由してやってきました。日本との時差は5時間。日本でランチを食べる頃(12:00)、レユニオンでは朝ごはんを食べる(7:00)ような感じです。
通貨はユーロ。地理的には不思議な感じがしますが、フランスなのでユーロを使います。フランスのものは基本なんでも手に入りますよ。
言葉はフランス語。日常会話ではクレオールと呼ばれる方言も使われます。フランス語がベースになっているのですが、フランス語ネイティブでも外から来た人は分からないそうです。なので私なんてもっとちんぷんかんぷん。
現地のお料理は、フランス料理のテクニックやハーブ+他の食文化のスパイスという面白いものです。
ヨーロッパ好きから始まって最近はアジアのことも気になる私にとって、この文化のミックスが何とも言えずたまらない!とにかく文化が独特で不思議な面白い島です。
海も山も両方楽しめてフランス語が通じるので、フランス人のバカンス先や移住先としても人気があるそうです。
ビーチはサメが出て一時期泳げないときもありましたが、今は遊泳OK!
島の様子はこちらのビデオが分かりやすいです。
世界遺産の自然
レユニオンの自然はすごくダイナミック。2つの火山があり、2010年に世界自然遺産に登録されました。上の動画にも出てくるピトン=デ=ネージュが有名です。
島の自然に関してはまた別の記事で詳しく書きますが、ちょっとだけネタバレ(笑)
二人乗りの小型飛行機に乗せてもらって空から見たピトン=デ=ネージュ周辺の山々↓
日本とレユニオン
レユニオンは日本ではあまり知名度は高くありませんが、コーヒー好きならご存知かもしれません。
ルイ14世のころ、当時ブルボン島と呼ばれていたレユニオンでコーヒー栽培が始まりました。その時生まれたコーヒーがブルボンポワントゥ。
1940年以降絶滅したと考えられていたのですが、UCCがフランス政府によびかけて再生をしたのだそうです。その時に活躍したのが川島良彰さんという日本人でした。
私は夫と知り合うまでレユニオンのことを知らなかったのですが、日本と意外なつながりがあったんですね。
おわりに
こんな感じのとーってもユニークな島で、ちょっと長めの冬休みを過ごします。その間ブログにはレユニオン島の観光、文化、食などについて書いていく予定です。お楽しみに!!
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